
全部で24種類あるWiMAXの中でもトップ3に入る人気のBIGLOBE WiMAXですが、今回はその人気を支える大きなポイントの1つ、
- SIMのみ契約
について探っていきたいと思います。
ポイントとしては、
- 最安値で契約できるSIMのみWiMAXはどれ?
- SIMのみWiMAXのメリット・デメリット
- SIMのみ契約と言えば気になるあのポイント
など SIMのみ契約について 調べに調べ切りましたので、
気になっていた方は是非覗いてみてください!
SIMのみで1番オトクはBIGLOBE WiMAX!

早速BIGLOBE WiMAXのSIMのみ契約について深掘りしたいと思いますが、
時間がない方のために、まずは簡潔に結論からご紹介しましょう。

です。
- 端末があれば¥6,912オトク
- 端末の故障時に高額な修理代を払わなくていい
- スマホに挿せない
このように、実はトータルのコストを計算して比較してみると、
- SIMのみでWiMAXを契約する場合BIGLOBE WiMAXが最安値
となりました。
なお、実は全てのWiMAXは端末・インフラがすべて共通のため性能は同じとなります。
このためWiMAXは、
- SIMのみプランを含め料金のみで選んでOK
となっています。

- BIGLOBE WiMAX一択
と言っていいでしょう。
BIGLOBE WiMAXがSIMのみ最安値!

まずは結論からご覧いただきましたが、ここからは冒頭の結論の、
- BIGLOBE WiMAXがSIMのみ最安値
- SIMのみのBIGLOBE WiMAXのメリット・デメリット
についてデータを交えて検証して行きたいと思います。
まずは「BIGLOBE WiMAX SIMのみ最安値」から見ていきましょう。
SIMのみのWiMAXは「BIGLOBE・UQ」2つのみ
それでは、BIGLOBE WiMAXがSIMのみ最安値である事を確かめるため、
- SIMのみ契約が出来るWiMAXの料金比較
を行いたいと思います。
まずは対象となる「SIMのみ契約が出来るWiMAX」を洗い出してみると、
実はSIMのみ契約が出来るWiMAXは、全24種類あるWiMAXの中でも、
- BIGLOBE WiMAX
- UQ WiMAX
の2つだけとなります。

逆にこの2つのWiMAXは非常に貴重であると言っていいでしょう。
実月額料金の比較【BIGLOBE vs UQ】
それではいよいよ、2種類しかない貴重なSIMのみWiMAXである、
- BIGLOBE WiMAX
- UQ WiMAX
のSIMのみプランの料金を比較していきましょう。
なお比較は月額料金ではなく、これに初期費用やキャッシュバックなどを全て考慮した実月額料金で比較を行いました
WiMAXの費用には、
- 月額料金・初期費用ほか
があり、また割引の項目として、
- キャッシュバック・月額料金割引ほか
があります。
契約期間中に発生するこれらの項目を全て足し合わせると、
- WiMAXに支払う合計金額
が出ますが、これを分かりやすく1ヶ月あたりにしたのが「実月額料金」になります。
それでは「実際に支払う金額」の比較である実月額料金の表になります。
《見切れている部分は縦横共スクロール可能です》
順位 | WiFi名 | 実月額費用 | 月額料金 | 事務手数料 | 端末代金 | 割引総額 | |
BIGLOBE WiMAX (SIMのみ) | ¥4,466 | ¥4,928 | ¥3,300 | ¥0 | ¥8,844 | ||
2 | UQ WiMAX (SIMのみ) | ¥4,543 | ¥4,950 | ¥3,300 | ¥0 | ¥8,184 |
安いのはBIGLOBE WiMAX
この様に、
- 「実際の支払金額=実月額料金」で安かったのはBIGLOBE WiMAX
となりました。
なおここで気になるのが、
- エリア
- 回線速度
などの性能面ですが、実は数ある「○○WiMAX」はBIGLOBE WiMAX・Broad WiMAX・とくとくBB WiMAXなどすべて、
- 端末・インフラ共にUQ WIMAXの物を使用
となるため「モノ」としては皆同じWiMAXとなります。
このようにBIGLOBE WiMAXのSIMのみプランは、
- 他のWiMAXと性能は同一
- 料金は最安値
となっています。

BIGLOBE WiMAXがおすすめとなるでしょう。
BIGLOBE WiMAXのSIMのみ契約のメリット

続いては、BIGLOBE WiMAXのSIMのみ契約のメリットについて詳しく見ていきましょう。
冒頭の結論でご紹介した2つをはじめ、全部で以下の4つのメリットがあります。
- 端末があれば¥6,912オトク
- 端末の故障時に高額な修理代を払わなくて良い
- 短期解約でも解約金は¥1,000だけ
- まだ使える端末を再利用可能
以下①から詳しく見ていきましょう。
【メリット①】端末があれば¥6,912オトク
まずメリット①は料金面で、
- 端末込みに比べSIMのみは¥6,912オトク
になります。
同じ回線を、SIMのみで契約しただけの差としては中々に魅力的ですが、内訳としては以下となります。
SIMのみ vs 端末の料金差の内訳
SIMのみも端末付きもBIGLOBE WiMAXですので「月額料金」「初期費用」など共通する部分が多くなっていますが、
- キャッシュバック
- 端末代金
の2点が違う形となります。
1つ目のキャッシュバックですが、BIGLOBE WiMAXでは、端末購入の場合¥15,000キャッシュバックを実施しています。
このためキャッシュバックについては残念ながら、
- SIMのみは¥15,000マイナス
となります
2つ目の端末代金ですが、端末契約の場合、端末代金(¥21,612)の支払いが発生となります。
このため端末代金に関しては、
- SIMのみが¥21,612プラス
となります。
以上のSIMのみ・端末の違いを合計すると、
- SIMのみが¥6,912安くなる
となります。
この様に、同じWiMAXをSIMのみにしただけで約¥7,000も浮くという事で、SIMのみでの契約はなかなかのオトク度と言えるでしょう。
【メリット②】端末の故障時に高額な修理代を払わなくて良い
続いてメリットその②が
- 端末の故障時に高額な修理代を払わなくて良い
です。
モバイルルーターは、端末買取レンタル問わず、故障破損の場合多額の修理代金が発生します。

- 概ね¥20,000〜50,000と非常に高額
となっています。
SIMのみなら「裏技」があります
ここで裏技というと大げさですが、故障した場合高額な修理ではなく、
- Amazonやメルカリなどで販売されている新品又は中古端末を使用する
という手があります。
・型落ちモデル ✕ 中古なら何と¥300円台〜
と非常に安価に端末購入が可能です。
しかしここに落とし穴があり、WiMAXを含むモバイルルーター各社は、端末の修理・交換は対応するものの、
- ユーザーが別途用意した端末へのSIMを載せ替えには非対応
となっています。
しかし
- SIMのみ契約であれば、SIMを自由に各種端末に挿す事が可能
となっています。
このためSIMのみ契約であれば、Amazonメルカリ等で購入の安い端末にSIMを挿すことが可能となります。
外出時に使う方はSIMのみ契約がおすすめ
このようにWiMAXは、
- 端末購入での契約:¥20,000〜¥50,000の修理代金が必須
であるのに対し、
- SIMのみ契約:¥300〜の端末を使用可能
と故障した場合のリスクを段違いに少なくする事が可能です。

- 端末を外出先で持ち歩いて使用する事が多い方
には、BIGLOBE WiMAXのSIMのみ契約は非常におすすめとなっています。
【メリット③】短期解約でも解約金は¥1,000だけ
続いて3つ目のメリットが、
- 短期解約でも解約金は¥1,000だけ
になります。
本来ネット回線を途中解約する場合、
- 万単位の高額な解約金が必要
となります。
これが¥1000で行けるというのは怪しささえ漂う話ですが、以下詳しく見てみましょう
WiMAXの途中解約は最大¥20,900
現在世の中には、24種類のWiMAXがありますが、これらはすべて大元はUQ WiMAXとなります。
このため基本WiMAXは途中解約時の場合、UQ WiMAXが定めた以下の解約金が発生します。
契約期間 | 違約金 |
1~12ヶ月 | ¥20,900 |
13~24ヶ月 | ¥15,400 |
25ヶ月目〜 | ¥10,450 |
37ヶ月 (その後36ヶ月ごと) | ¥0 |
特に1年以内の短期解約の場合¥20,900と、不良グループ脱退時の手切れ金を思わせるほどのなかなかの高額な解約金が必要となります。
BIGLOBE WiMAXなら解約金は¥1,000のみ
ここでBIGLOBE WiMAXですが、契約期間自体が1年である上、
- 1年未満で解約した場合の解約金も¥1,000のみ
となっています。
実はBIGLOBE WiMAX以外にも、
- Vision WiMAXというWiMAXが1年契約可能
となっています。
しかしVision WiMAXは12ヶ月未満で解約の場合、
- 解約金が¥35,000
と裏切り者への見せしめの如くの高額な解約金が必要となっています。
ネット回線全体としては「解約金」というものは低額化する傾向ですが、
ことWiMAXにおいては、この様に解約金は高止まりしている状態となります。

- 使用期間が短期となる可能性がある方はBIGLOBE WiMAX一択
と言っていいでしょう。
端末プランの場合は¥7,912必要です
なお実は、端末プランの場合、
- BIGLOBE WiMAXでも解約時に実質¥7,912必要
となります。
理由は、短期解約でも端末代金の¥21,912は発生するためとなります。

- 差し引きSIMのみより¥6,912掛かる
となります。
この端末契約独自の費用¥6,912に、解約金¥1,000が掛かるため、
- 端末契約では合計¥7,912の支払いが発生
となります。
他社WiMAXより安いのは確かですが、
- SIMのみの¥1,000がほとんど痛みを感じない
のと比べると、多少『払ってる感』が出てくる金額となっています。
このあたりを比較してみると、やはり1年以内の短期であればSIMのみ一択と言っていいでしょう。
【メリット④】まだ使える端末を再利用可能
続いて4つ目のメリットが、まだ使える端末を再利用可能になります。
これについては、
- ¥21,912の端末代金が節約可能
- 使える端末を捨てる事による環境への負荷を除去
の2点が非常に魅力となります。
端末の継続使用は環境にも良い?!
2023年には世界全体で電気製品のゴミが5,360万トン発生しているとの試算が発表されています。
スカイツリーが4万1,000トンとの事ですので、
- 何と年間でスカイツリー1307個分の電気ゴミ
が排出されている形となります。
「なんでわざわざ教えるのよ」という話ではありますが、
- 使用中の端末がまだ使えるにも関わらず新端末を購入
という行為が、ゴミのスカイツリーを形成しているのは事実となっています。

- 使える端末は継続して使用する
- スカイツリー1307個分のゴミが資源に変わるお手伝い
となりますので、なかなか魅力的と言えるでしょう。
SIMのみBIGLOBE WiMAXのデメリット

続いてここからは、BIGLOBE WiMAXのSIMのみ契約のデメリットについて見ていきましょう。
冒頭でご紹介した2つをはじめ、細かいものも合わせて全部で6つのデメリットがあります。
- DSDS等のスマホで使えない
- SIMカードの対応端末が多少面倒
- 端末の補償・サポートは非対応
- 通信速度が遅い可能性
- セキュリティに問題がある可能性
- 端末のバッテリー寿命
以下①から詳しく見ていきましょう。
【デメリット①】DSDS等のスマホで使えない
まずデメリットの1つ目がDSDS等のスマホで使えないになります。
無線のネット回線をSIMのみで契約する場合、
- DSDS等のスマホに挿し大容量インターネットを活用したい
という方も多いでしょう。
2枚のSIMを装着する事が出来るスマホ、Dual SIM Dual Standbyの略で、
- 1枚目のSIMでネット通信中、もう1枚のSIMで電話着信が可能
という非常に便利なスマホとなります。
さらに上位概念としてDSDV、DSDAがあります。
しかしBIGLOBE WiMAXを含むUQ WIMAX発行のSIMでは現状、
- WiMAXの端末でのみ通信可能
となっています。
その「便利そう感」から、WiMAXをスマホで使う事を諦めきれない方のために、以下少し詳しく理由を解説していきましょう。
SIMのIMEI制限により接続不可
本来2023年現在のスマホは、以下の理由からWiMAXを受信可能となります。
- WiMAX2.1以降、WiMAXは4Gと互換性がある
- 2023年現在、ほとんどのスマホはWiMAXの周波数であるBand21を受信可能
しかしそれでも、UQ WiMAXのSIMをスマホに挿してもネット回線に接続する事は出来ません。
その理由がIMEI制限となります。
実はスマホには1台1台固有の番号がついておりそれをIMEIと言います。
同じモデルのスマホでも、その1つ1つには別のIMEI番号が振られています。
SIMの中には、
- このIMEI番号の端末でしか通信しないという制限
がかかっているものがあり、これをIMEI制限と言います。
SIMロックが「端末に制限をかけて」他社のSIMで動かないようにするのに対し、
IMEI制限は「SIMカードに制限をかけて」他社の端末では動かないようにするという形となります。

- IMEI制限も撤廃の流れが主流
となっています。
しかしここがUQ WIMAXの底意地の悪い所で、
- UQ WiMAXのSIMはIMEI制限のためスマホでは使用不可能
となっています。
au系WiMAXはIMEI制限無し
実はWiMAXはWIMAXでも、
- au発行のWiMAXのSIMはIMEI制限が掛かっていない
となるため、au発行のWiMAXのSIMはスマホで使用可能な物があります。
「何が何でもスマホでWiMAX回線を使いたい!」という方は、
au発行のWiMAXのSIMをスマホに挿してみるのも1つの手でしょう。
【デメリット②】SIMカードの対応端末が多少面倒
BIGLOBE WiMAXのSIMのみ契約の2つ目のデメリットが、「SIMカードの対応端末が多少面倒」になります。
実はこのデメリットは2023年1月現在は解消中のデメリットになります。
とはいえ今後再発生する可能性もあるため、参考に記載しています。
WiMAX2+時代は2つのSIMカードが存在
実はWiMAX2+時代は供給されていたSIMカードには以下2つのサイズがありました。
- nano SIM(Ver.4)
- micro SIM(Ver.3)
そしてWiMAX2+の端末には両方対応という物はなく、nanoSIMのみ対応・micro SIMのみ対応の2種類のみがあります。

- 契約したSIMカードタイプと端末の適合を調べる必要
がありました。
2023年1月現在SIMカードは1種類
この様にWiMAX2+時代は面倒であったSIMカードのタイプの確認ですが、めでたくWiMAX2+は受付終了となりました。
現在BIGLOBE WiMAXでは5Gプランのみ受け付けとなっていますが、
- 2023年1月時点で5GプランではSIMカードサイズは気にする必要なし
となっています
- 5GプランのSIMはWiMAX2+端末では使用出来ない
- 2023年1月現在5GBプランの端末はnano SIMカード対応の端末のみ
今後SIMカードの進化により、次のバージョンのSIMカードが出現した場合、再び適合端末を調べる面倒が発生しますが、
現状としては、気にする必要はないポイントとなっています。
【デメリット③】端末の補償・サポートは非対応
続いて3つ目のデメリットが「端末の補償・サポートは非対応」になります。
「自分はスマホやモバイルルーターをよく壊してしまう」という方の中には、
- 端末の補償オプションに絶対入る
という方も多いかと思います。
しかしSIMのみ契約の場合当然、BIGLOBE WiMAXからの提供物はSIMカードのみとなりますので、端末の補償には入れない形となります。
端末を別途購入すればOK
しかしこのデメリットについても、実はデメリットではなくやり方によってはメリットとなります。
そのやり方(と言う程の物ではありませんが)が、メリットの方でもご紹介した、
- 端末故障の場合Amazon・メルカリ等で端末を調達
になります。

- 中古であれば¥300〜
- 新品であれば数千円〜
と非常にリーズナブルに新規端末を調達する事が可能です。
この辺りから、新規端末を探す手間はかかるものの、
- 修理代金¥20,000~¥50,000
- オプション料金
を考えるとむしろ安く新規に使用開始可能となるため、実際はこのポイントはデメリットとはならないでしょう。
【デメリット④】通信速度が遅い可能性
続いてのデメリットが「通信速度が遅い可能性」になります。
SIMのみプランを申し込む場合端末については、
- 継続して使用する自分の端末
- 譲り受けたり購入したりした端末
となりますが、いずれにしてもこの場合、
- 最新端末に比べると性能が落ちる可能性
があります。
体感速度ではほぼ差は無し
端末が最新でない場合、
- 最新端末と比べると使用する技術に差がある可能性
があるため、スピードテストサイトなどで速度計測してみると、多少速度が違うのは致し方ないところです。
しかし実は回線速度は、
- 回線のインフラ:8割
- 端末性能:2割
といったところで、回線が同じであれば体感で感じるほど大きな差が出る事はほぼありません。

- DVDレベル:3Mbps以上
- blu-rayレベル:5Mbps以上
の速度が出ると概ねスムーズに再生されるため、
- これ以上の速度の違いを体感する事は無い
となります。
こういった所からも「スピードテストでの実測値が大いに気になる」という方は要検討なものの、
実使用に当たってはデメリットとはならないでしょう。
【デメリット⑤】セキュリティに問題がある可能性
続いてのデメリットは「セキュリティに問題がある可能性」になります。
実はモバイルルーターには、
- ネットワーク情報と判断して適宜情報振り分けるためのCPU
が搭載されており、悪意あるハッカーに侵入される可能性があります。
モバイルルーターのCPUを乗っ取られても直接的に被害を受ける事はありませんが、以下の様な形の被害を受ける可能性があります。
ルーター情報を書き換えられてしまい、ハッカーが運営するサーバーに強制アクセスさせられる。
ここでファイルのダウンロードをさせられた場合、その中にマルウェアを仕込まれる可能性がある。
ルーターに侵入された場合、そのルーターを介して別途ハッキング行為をされる事がある。
この場合身に覚えのない犯罪に関して容疑がかかる可能性がある。
このように、場合によってはかなり面倒な事になる可能性があります。
ハッキング被害防止のためには?
こういったハッキング被害の防止のためには、以下の事に気をつける事が推奨されています。
- ID・パスワードは共に推測されにくいものにする
- ソフトウエアを最新の状態に保つ
- サポートが終了した機器は買い換える
この内、①・②については端末に関係なく気をつける事が出来るもの、
③についてはあまり古い端末を使っている場合検討が必要となるでしょう。
端末購入前に気をつければOK
③は多少面倒と思うなポイントですが、SIMのみプラン契約前に、
- 継続使用しようとする端末
- 購入を考えている端末
についてサポート状況を調べれば比較的すぐ分かります。
このため確認の手間は多少かかるものの、一度端末を決定してしまえば大きなデメリットとはならないでしょう。
【デメリット⑥】端末のバッテリー寿命
デメリットの最後が「端末のバッテリー寿命」です。
これは、
- 据え置き型のホームルーターには全く関係がない
(コンセントに挿して使うため)
のに対して、
- 持ち運び型のモバイルルーターには大きく関係する
というポイントとなります。
バッテリーの寿命は2年程度
モバイルルーターで使われるバッテリーは、ほとんどがリチウムイオンバッテリーですが、
- リチウムイオンバッテリーは概ね500回の充電で寿命を迎える
と言われています。
これを期間に直すと、
- 毎日使う方で1年半程度
- 平日のみ使う方で2年程度
- 休日のみ使う方で4年程度
となります。
「モバイルルーターは毎日使いたい!」という方には多少タジろいでしまう数字と言って良いでしょう。
しかも、現状WiMAXの5Gモバイルルーターは、
- バッテリーが内蔵式の物のみ
となっており、バッテリーだけ購入して自分で交換する事が出来ない形となっていますので、
モバイルルーターとしてはワクワクが一気に消し飛んでしまいかねない情報と言えます。
バッテリーが無くなっても買い替えればOK
このバッテリー寿命問題は、モバイルルーター派にはなかなかのデメリットとなります。
しかしこれにも抜け道があり、それが、
- バッテリーが駄目になったら端末ごと買い換えればOK
となります。

多少面倒ながら、買い替えによって解決出来る問題となります。
速度の低下など「実際的にはデメリットではないポイント」と比べると、買い替えによる手間が発生します。
しかし、
- 古い端末はコンセントに繋いでホームルーター化
- 新しい端末は家で使わず外でのみ使う
とすれば新しい端末の寿命も伸び、より効率的にネット回線を使う事が出来るでしょう。

- 1日どれくらいバッテリーが持つか
で大体分かりますが、中古の端末を購入して活用するという場合、
この点は必ず質問してから購入するのがおすすめとなります。
BIGLOBE WiMAXのSIMのみ契約
【メリット・デメリットまとめ】

以上冒頭の結論の「SIMのみ最安値」「メリット・デメリット」について詳しく見てきました。
メリット・デメリットを、細かいものも含めて今一度まとめると以下となります。
- 端末があれば¥6,912オトク
- 端末の故障時に高額な修理代を払わなくて良い
- 短期の解約でも解約金は¥1,000
- まだ使える端末を再利用可能
- DSDS等のスマホで使えない
- SIMカードの対応端末が多少面倒
- 端末の補償・サポートは非対応
- 通信速度が遅い可能性
- セキュリティに問題がある可能性
- 端末のバッテリー寿命
- IMEI制限は撤廃の流れ
- ホームルーター端末に挿して使いたい
- 契約から使用開始までの手順
- BIGLOBE WiMAXをSIMのみプランで契約
- 端末を初期化
- SIMカードを挿す(APN設定は不要)
- 端末+SIM
- SIMのみ
- APN設定は不要
この様にメリットとしては、料金面以外にも種々ポイントがあるのに対し、
デメリットに関しては、ほぼ「スマホに挿せない」の1点のみとなりました。

残念ながらWiMAXのSIMに関しては出来ない形となってしまっています。
とはいえ通信業界全体として
となっておりますので、WiMAXも撤廃となった暁には是非スマホ ✕ WiMAXで活用してみて下さい。
逆に、
という方には、ほぼほぼメリットのみと言えますので、
是非BIGLOBE WiMAXのSIMのみ契約をチャレンジしていただければと思います。
SIMのみBIGLOBE WiMAXを使う手順

続いて、端末契約に比べて使用開始までが分かりにくいSIMのみ契約について、
をチェックしてみましょう。
大きな流れとしては以下となります。
BIGLOBE WiMAXをSIMのみプランで契約
まずは契約についてですが、基本的には端末のみのプランと同様となります。
公式サイトにアクセス
まずはBIGLOBE WiMAXの公式サイトにアクセスします。
申し込みページにて申し込み
公式ページを開くとトップ画面に申し込みページへのリンクがありますのでそれをタップします。
申し込みページへ移ると早速最上部に「製品をお選びください」という欄にて、
を選ぶ事が出来ます。
その後は端末プランと同様に、氏名・住所等の情報を入力すると申し込みが完了します。
端末を初期化
申し込みが完了し契約となるとSIMカードが到着します。
ここでまず行うのが「端末の初期化」になります
初期化の方法は端末によって異なりますが、ここでは「Speed Wi-Fi 5G X11」を例に見ていきましょう。
クイックメニューを選択
Speed Wi-Fi 5G X112はディスプレイが搭載されていますが、
ディスプレイにてホーム画面を表示します。
この状態でディスプレイ脇のボタン「▲」「▼」を押してクイックメニューを出し、
ボタン「●」にて選択します。
詳細設定を選択
再びボタン「▲」「▼」を押して「詳細設定」を出します。
再びボタン「●」 押して「詳細設定」を選択します。
メンテナンスを選択
ついても選択画面が続きますが、ここでもボタン「▲」「▼」を押して「メンテナンス」を出し、
ボタン「●」 押して「メンテナンス」を選択します。
初期化を行う
ここでもいくつかメニューがありますが、ボタン「▲」「▼」を押していくと、
いよいよ「初期化」というメニューが現れます。
ボタン「●」 押して「初期化」を選択します。
すると下の写真のように「初期化をするかどうか」を聞いてきますので、
ボタン「▲」「▼」を押して「はい」を出し、
ボタン「●」 押して選択します。
すると自動的に再起動が行われますが、再びホーム画面が表示されれば初期化完了となります。
SIMカードを挿す
初期化が完了すれば、いよいよSIMカードを挿せばネット回線に接続可能となります。
Speed Wi-Fi 5G X11を例にとると、SIMカードスロットは本体上部側面に設置されています。
(下図の「SIMカバー」の部分)

しかし、BIGLOBE WiMAXを始めWiMAXのSIMについては、
となっています。
以上でWiMAX端末側の設定は終了となります。
あとはスマホ・PC・ゲーム機などをWiMAX端末と接続すると、ネットが使用可能となります。
コメント