
「無制限」をポケットWiFiに持ち込み、一部でかなり支持されているSAKURA WiFiですが、
今回この記事では、SAKURA WiFiについて、
この後、モバイルルーターとしての主要な要素
- 電波の繋がり
- 速度
- 料金
また、その他のポイントで、SAKURA WiFiの良し悪しの判断において重要な物を深堀りした後、
最後に気になる
(良い評価・悪い評価)
まで総ざらいして、ご紹介して行きたいと思います。
コレさえ読めば「SAKURA WiFiにするか否か」を判断出来る情報を網羅しましたので、
ぜひご覧下さい!
『無制限』で『3日制限も無し』
ソフトバンク回線をそのまま使えて高速通信可能
縛り無し→いつでも解約OK
【SAKURA WiFiの主要要素について】
SAKURA WiFiの電波は繋がる?
SAKURA WiFiの料金について
SAKURA WiFiの詳細情報
【SAKURA WiFiの評判について】
悪い評価の口コミ
良い評価の口コミ
SAKURA WiFiの最大の強みはコレ!

まずは1番重要な、SAKURA WiFiの最大のセールスポイントをご紹介して行きましょう。
結論からご覧頂くと以下の通りになります。

データ容量・速度・契約期間と、1つだけもモバイルルーター選択の理由となりうる主要な要素なため、
これら3つ共に強みを持つSAKURA WiFi、なかなか期待が高まりますが、
早速以下この①〜③から詳しく見て行きましょう。
無制限で3日制限も無し!
【SAKURA WiFi強み①】

まずは①のSAKURA WiFiは『無制限』で使えて『3日制限も無し』について探って行きましょう。
SAKURA WiFiはなんと「無制限」プラン1本で、
しかも、WiMAXなど殆どの無制限ルーターにはオマケで必ずついてくる「3日10GBまで」といった3日制限が無いという
超大盤振る舞いのモバイルルーターとなっています。
実際は100GB〜110GBで低速化
とは言え、3大キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)を始め、電波による無線インターネット接続を提供する業者のサイトには必ず
「ネットワークに過剰な負荷が掛かる使い方の場合、低速化となる場合があります」
といった意味の事が記載されています。
「無礼講」と言われてたので、部長のヅラを奪ってキャッチボールしていたら、「さすがにそれは過剰だろう」と出社停止をくらった様なものですが、
状況としてはこの様になっています。
100GBは実質「無制限」?

残念ながら、多少肩透かし感があったのSAKURA WiFi版「無制限」ですが、実際100GBというのはどれ位使えるのでしょうか?
ここで別記事ですが、データ容量と“実際どれ位使えるか”の関係を実際に検証しました。
▶ 各データ容量で出来ること
詳細は上記記事に任せ、3大キャリアのプランでよく見る20GB・30GB・50GBとあわせ、
100GBでこれたげの事が出来る、と言うところをご紹介すると、以下のようになります。
【20GB】
+
動画視聴:毎日1時間+α
【30GB】
+
動画視聴:毎日2時間半程度
【50GB】
+
動画視聴:毎日4時間半程度
【100GB】
+
動画視聴:毎日10時間程度
データ使用量的には、一般サイトの閲覧と同レベルのため、一般サイト閲覧として計算可能です。
【ネットゲーム】
基本的には動画視聴よりも使用量は少ないため(FPS系の中には動画視聴よりもデータ量が多いものはあります)
動画視聴として計算すると、目安となる“最大値”を計算可能です。
この様に、ひと月100GBですと毎日毎日動画を約10時間程度と、
何かやらかして謹慎でもしない限り、ちょっと到達するのが難しいレベルのネット使用が可能となっています。
FPSなどのネットゲームを、大量にプレイするヘビーユーザーの方を除けば、
100GBは「実質的には無制限」と言ってもいいデータ容量と言っていいでしょう。
なお、720pというYouTubeでもちょいちょい見る超高画質では、100GBは
+
動画を毎日4時間程度
といった形となっています。
WiMAXの様な3日制限はありません

「実質無制限」のSAKURA WiFi、実はこれに加えてもう1つ嬉しい点があり、
それがWiMAXなどによくある、「3日制限」が一切無いという点です。
WiMAXは制限だらけ?
無制限をうたっているモバイルルーターとして最も有名なWiMAXですが、
3日で10GBという「3日制限」が存在します。
このため、WiMAXも無制限と言いながら、30日の月の場合、
実は総量も100GBまでしか使えないという「隠れた月間制限」も存在しています
平均的に使う必要あるWiMAX vs
好きに使えるSAKURA WiFi

結果として、同じく月間100GBのWiMAXとSAKURA WiFiですが、
1つ違うのが、
3日10GBペースで平均的に使う必要がある
【SAKURA WiFi】
100GBを好きなペースで使う事が可能
仕事・家事・学業で忙しい現代人、どうしても忙しい日と余裕がある日が極端に分かれる事も少なくないため、
この「100GBを自由に振り分けられる」事は意外と便利なポイントとなっています。
データ量がムダになってしまう事が多い割に、
さあ週末だぞYouTubeだNetflixだアマゾンプライム1日見るぞと言う時に、
いざ使えるデータ量が月〜水と全く一緒、
日曜の昼辺りから、やたらと主人公の動きがカクカクし出すルーターでは
ちょっと厳しいと言わざるを得ないでしょう。
この辺りからも、100GBあげたら後はご自由どうぞと大らかなSAKURA WiFiは、
週末や休暇(正月・GW・夏期)などにも快適にネットを使う事が出来るルーターとなっています。
ソフトバンク回線をそのまま使えて高速通信可能
【SAKURA WiFi強み②】

続いてSAKURA WiFi最大の強み②の「ソフトバンク回線をそのまま使えて高速通信可能」について見てみましょう。
「ソフトバンク回線をそのまま使える」と言われても、「どこでもそうでしょ?」という所ですが、
実は、同じソフトバンク回線を使う事業者でも、回線を「限定的に」借りているものと、「そのまま全て」使える事業者存在します。
「限定的」は極端に速度か遅くなります
回線を「限定的に」借りている通信事業者として代表的なものに、格安SIM各社があります。
格安SIMの解説で、よく高速道路を例に取りますが、イメージ的には「改札口」の方が実際に近く、
格安SIMは改札口において、「mineo線の人は1秒に5人までね」といったように、
事業者ごとに、1秒あたりに通れるデータの総量に上限が設けられています。
(POI=Point Of Interface)
インターネットは、色々な局地的データ網が繋がり合って出来ていますが、
局地的データ網の1つであるソフトバンク回線が、インターネット回線と繋がって行くポイントがPOIになります。
POIに設置された機器にはデータの識別機能もあり、これによって「このデータはソフトバンク本体の端末から」「このデータはmineoの端末から」といった選別も行われています。
特にラッシュ時の人が多い時間帯(回線で言えばネットを使う人が多い時間帯)になると、渋滞して速度が遅くなります。
“限定的”事業者の速度
ちなみにソフトバンクを“限定的”に借りている事業者の実測の速度は、
ほぼ例外無く以下のレベルになってしまいます。
(参考まで“丸ごと”使える事業者も表示)
【例:格安SIM】
午前中・午後:1M〜5Mbps程度
昼時・夜間 :0.1〜1Mbps程度
(各種格安SIM計測サイトより)
【例:SAKURA WiFi】
午前中・午後:20〜40Mbps程度
昼時・夜間 :15〜30Mbps程度
となります。
最大で300倍程度の差がつく事になり、いくら“限定的”だといっても、ここまで差をつける事は無いだろうという気もしますが、
残念ながら、現状としてはこういった形となっています。
“限定的”と“そのまま”はAPNで分けています

ちなみに、「どうやって“限定的”と“そのまま”を分けてるんだい」という話ですが、
それが、スマホやモバイルルーターに必ず設定されているAPN(Access Point Name)というものによります。
ソフトバンク回線を“限定的”に借りている通信事業者は意外に多く、
有名どころは以下となりますが、それぞれAPNは次の通りです。
LINEモバイル:line.me
b-mobile:bmobile.ne.jp
mineo:mineo-s.jp
(ソフトバンク回線)
nuroモバイル:so-net.jp
(ソフトバンク回線)
H.I.S.モバイル:dm.jplat.net
リペアSIM:4gn.jp
この様に、“限定的”に回線を借りている事業者は、ソフトバンクと違うAPNにより“限定的”である事を見破られ、
狭い改札口に回されてしまったりしている訳になります。
SAKURA WiFiのAPNは
じゃあSAKURA WiFiは?となると、お察しの通り、そのAPNは、
ソフトバンクの全く同じplus.4gと言うAPNを持っています。
広い改札口を使うことが出来、
結果、SAKURA WiFiはソフトバンクの回線を“そのまま”使え、高速通信が可能となります。
SAKURA WiFiは高精細動画もサクサク

なお、SAKURA WiFiの15〜40Mbps程度の速度というのは、体感としてはどの位なのかが気になります。
これについて、最後に以下のデータをご紹介しましょう
コンテンツ | 必要な速度(bps) |
テキスト中心のホームページ | 1M |
画像中心のホームページ | 3M |
ファイルやアプリのダウンロード | 2~5M |
youtube ( 360p:低め画質) | 0.5M |
youtube ( 480p:標準画質) | 3M |
youtube ( 720p:ハイビジョン) | 5M |
youtube (1080p:フルHD超高画質) | 7M |
DVD | 480p同等 |
地上デジタル放送 | 720pと1080pの間 |
Blu-ray | 1080p |
この様に、Blu-rayレベルの超高画質でも、必要な速度は7Mbpsとなっています。
これを見ると、SAKURA WiFiの15M〜40bpsは、Blu-rayレベルの超高画質の動画を見る事ができる速度の
最低でも2倍以上・調子が良いと5倍以上となっています。
縛り無し→いつでも解約OK
【SAKURA WiFi強み③】

SAKURA WiFi最大の強みの最後は縛り無し→いつでも解約OKというポイントになります。
SAKURA WiFiの場合は、こういった契約期間は無く、いつでも解約金無しで解約可能という事になります
リスク回避には「縛り無し」!
モバイルルーターは、無線によりネット接続を提供するため、
自宅や勤務先など、ネットをよく使う場所で、
- 電波が繋がるか
- 速度が出るか
の2点に、どうしてもバクチ的要素が発生します。
一般的には、仮に電波や速度に不満があっても、
一度契約すると2〜3年はそのモバイルWiFiで行かなくてはならないため、
ダメならいつでも解約可能なSAKURA WiFiは、この点だけでもかなり価値があると言えるでしょう。
安心全額返金保証まであります

なお、SAKURA WiFiははいつでも解約可能ですが、
当月で解約するには
その月の21日まで
SAKURA WiFi公式サイトの問い合わせフォームから 解約の申し出
の必要があります。
月の中盤以降はリスク有り?
こうなると、月の中盤以降に契約した場合、少し試して、22日あたりに「やっぱダメかも」となっても、
当月の解約期日を過ぎ、次の月の月額料金支払う必要が出てきてしまいます。
ここでうれしいのが、安心全額返金保証で、22日を過ぎても次の月の料金の支払いが必要無いばかりか、
当月の分についても返金をしてくれます。
以下の条件で返却された場合、申込決済金額の取消処理がされ、返金が行われます。
(返金処理手数料として¥1,000発生します)
1〜4の条件を全て満たすと安心全額返金保証を受ける事ができます。
- SAKURAWiFiのご利用が初めてである
- クーポンを利用しての申込みである
(現在のクーポンコードは下記に記載しています) - 発送日から3週間以内に返却物を発送する
発送日は、日本郵便のサイトにある、履歴情報記載の「状態発生日」となります。
(ポスト投函の場合は履歴情報反映まで誤差が発生する可能性があるため、お早めにご対応お願いします) - お問い合わせ番号(追跡番号)が付与される方法で返送し、その番号をSAKURA WiFiに連絡する
なお1つ注意点として、発送の際の破損も申込者が賠償の義務を負いますので、
衝撃緩和材を利用して、梱包の写真や動画を撮っておくと良いでしょう。
無制限で速いのにしばり無しのSAKURA WiFi
【最大の強みまとめ】

まずはSAKURA WiFi最大の強みである、以下の3つをご紹介しました。
- ①データ容量が無制限
- ②ソフトバンク回線を丸ごと使えて高速
- ③縛り無し→いつでも解約OK
いずれも、1つあればかなりの売りなポイントでずか、
これが3つ揃うSAKURA WiFiは、かなりの高価値なモバイルルーターであると言えるでしょう。
クーポンコード「sakurasaku」を入力すると、月額料金¥4,500がずっと¥3,680でOKとなります。
ちょっとSAKURA WiFiいいかも、という方は、ぜひ公式サイトをのぞいて見て下さい。
SAKURA WiFiの主要要素について

SAKURA WiFiは、かなりの強みを持ったポケットWiFiでしたが、
主要な要素「電波の繋がり」「速度」「料金」がイマイチでは意味が無いという事で、
以下これらについて検証してみましょう。
以下「電波の繋がり」「料金」について深堀りしたいと思います
SAKURA WiFiの電波は繋がる?

SAKURA WiFiはソフトバンク回線を使用していますので、
以下ソフトバンク回線の電波の繋がりについて見ていきましょう。
なお、電波の繋がりには以下の様に2種類ありますので、
- エリア
- 地下・室内で繋がるか
順番に検証してみましょう。
エリア=人口カバー率?
まずはエリアについて、3大キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)は、今や人口カバー率は99%を越して全く問題無いように見えます。
しかし、未だに電波が途切る場所が、まあまあの頻度であるのが少し不思議ですが、
これは、人口カバー率99%が意外にスカスカである事によります。
人口カバー率は、日本を、方眼紙を当てるように500m四方の四角に区切り、
各500m四方ごとに、その地帯の概ね半分以上の地帯で電波が入れば、
その「500m四方は電波が入る」として設定していきます。
ですので、人口カバー率100%でも実質エリアは全国の50%ちょいである可能性も否定できません
などという事になったら只事ではないのと同様、
人口カバー率だけは、エリアを判断するのは危険を伴うと言わざるを得ません
エリア=人口カバー率✕基地局数

ここで、人口カバー率の不確定要素である「500m四方内で電波が繋がる割合」ですが、
これはキャリアが持つ「基地局数」で判断する事が可能です。
モバイルWiFiの端末やスマホと、電波をやり取りする機器。
使用する電波の周波数にもよりますが、基地局が多ければ、当然カバー範囲も広くなって行きます。
基地局数はソフトバンクがダントツでした
さてこの基地局の数について、各キャリアの持つ基地局数を調査したのが、以下のグラフとなります。
各キャリア毎に5つのグラフがありますが、そのうち1番右の物が、そのキャリアが持つ基地局の合計数になります。
段違いに多くの基地局を持っている事が分かります。
これを見るとソフトバンク回線は、他の2社より、各500m四方内をカバーする割合がより高いと言って良いでしょう。
WCP(Wireless City Planning)も使えます
なお、グラフ内の1番右に書かれているWCPというものですが、
これはWireless City Planningという、以前WiMAXとモバイルWiFi業界を二分していたEmobileの運営会社の物です。
そのインフラもソフトバンクグループの電波網の一部分を形成しています。
この様に、実はWCPの基地局もソフトバンクのインフラ網を形成していますので、
ソフトバンク系の端末が使える基地局は、約178,000局どころか
約238,000局と、他社を大きく引き離す一大電波網である事が分かります。
エリア面でかなり強力なカバー力を持っていると言って言いでしょう。
地下・屋内でも繋がるか

続いてガラケー時代からの電波の天敵、地下・建物内になります。
建物内・地下で電波が繋がるかどうかは、実は「低い周波数(Hz)の電波を使っているか?」がポイントです。
伝わり易いのが低周波数
低い周波数(Hz)の電波は以下の2つの良い性質を持っています
- モワーっと拡がり易く、障害物があってもその後方へも伝わる
- 遠くまで伝わり易い
特に室内や地下で良好に繋がる事を考えると、概ね900MHz帯以下の周波数だと、かなり強力に伝わって行きます。
ソフトバンクではこの伝わり易い900MHz以下を「プラチナバンド」と銘打って、一時期CMでも宣伝していましたが、
これが本当に室内・地下それぞれで伝わるか見てみましょう。
室内の電波状況について
【プラチナバンド①】
室内で繋がるかは、ほぼ1のみの理由によります。
1のモワーっと拡がるにより、建物の素材の分子間のスキマの中もモワーっと浸透して行き、結果室内でも電波が受信可能となります。
この様に、ソフトバンク(=SAKURA WiFi)の室内での電波キャッチ力はかなり強く、後述の口コミでも高い評価を得ています。
室内で使う事が多い方は、SAKURA WiFiはかなりおすすめ出来ると言っていいでしょう。
地下での電波状況について
【プラチナバンド②】

続いて地下での電波状況ですが、これはプラチナバンドの性質1,2双方の効果によります
地下といえば地下街並びに地下鉄が両巨頭ですが、
入り組んだ地下街に設置された、基地局からの電波を、
分子間とまでは行かずとも、柱や通行人と言った障害物を回り込んで受信出来るか
→ 主に性質1
特に走行中の車内においては、ホームに設置された基地局からの電波を遠い駅間でも受信出来るか
→ 主に性質2
性質1については室内でご紹介しましたので、
ここでは性質2が物を言う地下鉄、特にWiMAX等では電波が途切れる走行中を中心に検証してみましょう。
以下結果を簡潔にご覧頂きたいと思います。
地下鉄ホームでの電波
参考までに、まずはホームでの電波状況は以下の様になります。
地下鉄ホーム内


地下鉄ホームには、各キャリア共基地局を設置していることが多く、電波状況はほぼ問題無いでしょう。
写真の場所は、日本でも2番めに深い場所にあるらしい国会議事堂前駅ですが、こちらでもアンテナは全て立っている状態でした。
参考までに速度計測の結果も掲載しましたが、29Mbpsと、高精細動画も快適に再生可能な7Mbpsの4倍以上の速度が出ていました。
ホームに関しては、電波は問題無く入る事が多くなっています。
地下鉄走行中の電波

続いて地下鉄走行中の電波状況です。
地下鉄に乗ると、殆どの時間は走行中となりますので、地下鉄でのネット使用を語る上では非常に重要なポイントとなります。
走行中の地下鉄車内


写真では写っていませんが、駅間の真ん中付近でアンテナが3本になる瞬間もありましたが、
それ以上弱くなることはなく、走行中も余裕を持って電波を受信し続けてくれました。
走行中、基地局と遠くなったこともあってか速度は遅くなりましたが、何度か測った最低速度でも14Mbpsと、7Mbpsの2倍を記録していました。
速度的にも、Blu-rayレベルの動画を視聴出来る速度ですので、
地下鉄でのSAKURA WiFiによるネット使用は、停車中も走行中も問題無く出来ると言って言いでしょう。
SAKURA WiFiの料金について

電波の繋がりに続いて、主要な要素の最後に「料金」について見ていきましょう。
SAKURA WiFiで必要な料金項目は以下の通りとなります
- 事務手数料:¥3,000
- 月額料金:¥4,500
(クーポン使用で:¥3,680) - SAKURAガード:¥500
(2ヶ月目以降解約可能)
(※2ヶ月目以降解約しない場合は月額¥500)
この様に、概ね当てはまる方が多い「クーポン使用」「2ヶ月目以降オプション解約」で考えると、
初期費用¥3,500(SAKURAガード料金含む)、月額¥3,680で使える事になります。
データ無制限で¥3,000台ですので、かなり安く使えるモバイルルーターとなっています。
他社比較の結果はコチラ

月額¥3,000台と格安のSAKURA WiFiですが、他社比較をしてみると、以下の様になります。
《見切れる場合横スクロール可能です》
キャリア名 | 実月額料金 | データ容量 | 契約期間 |
ネクストモバイル | ¥3,225 | 無制限 | 24ヶ月 |
SAKURA WiFi | ¥3,805 | 無制限 (実質100GB) | 無し |
WiMAX | ¥4,505 | 無制限 (実質100GB) | 24ヶ月 |
Ymobile | ¥4,680 | 無制限 (実質100GB) | 36ヶ月 |
ドコモ | ¥7,819 | 30GB | 24ヶ月 |
ソフトバンク | ¥7,980 | 50GB | 36ヶ月 |
初期費用などすべての料金項目を契約期間分足し合わせ、
ここからキャッシュバックを引いた総支払い費用を、
分かりやすくひと月分にならしたもの
この様に、全費用を考慮した実月額料金で考えると、
他のモバイルWiFiと比べでもかなり安いレベルの料金である事が分かります。
実は表にあるように、実月額料金で最安は、
マイナーながらSAKURA WiFi同様ソフトバンク回線を“丸ごと”使ったネクストモバイルとなります。
ネクストモバイルもソフトバンク回線“丸ごと”で、性能的には同様ですので、
「性能が同じなら安い方がいいなあ」という方は、ネクストモバイルを考えて頂くのも手となっています。
このため、「期間の縛りが無い」事を重視する方は、引き続きSAKURA WiFiを検討頂くのが良いでしょう。
この様に、最安ではないものの料金は安く、期間の縛りが無いSAKURA WiFiは、
「縛り無し✕低料金」を志向する方には非常におすすめのモバイルルーターとなっています。
料金改定により安くなりました

なお、実はつい2019年6月までは費用項目として、冒頭に挙げたものに加え、
契約時に付加機能使用料として¥4,980と、一瞬タジろぐ金額を支払う必要があり、
事務手数料も現在より高い¥3,980となっていました。
双方とも初期費用ですので、初期費用合計で¥8,960となかなか生意気な数字となっています。
かつ事務手数料は¥980値下がりの¥3,000のみでOKとなりました。
このため、初期費用はトータル¥3,000と¥5,960の値下がりとなっています。
初期費用は契約期間が短い程、全費用に占める割合が多くなり、
実際支払う実月額料金のレートを上げる大きな要因となりますので、
「縛り無しのSAKURA WiFiがいい!」という方にはかなりの朗報と言えるでしょう。
《今ならクーポン「sakurasaku」で約20%OFF》
SAKURA WiFiの重要情報

SAKURA WiFiの主要要素を検証した所で、
ここからはSAKURA WiFiにするかにおいて、詳細情報ながら重要なものについてご紹介していきましょう。
契約からの時系列でどうぞ!
契約時の重要情報

まずは契約時の重要情報から行ってみましょう
大きくは以下の3つです
- 支払いがクレジットカードのみ
- IDの確認が必要
- 端末の機種が選べない
ここに来て多少SAKURA WiFiのデメリットとなる部分も出てきましたので、
ぜひ以下の詳細解説を確認してみて下さい。
支払いがクレジットカードのみ
まずは選べる支払い方法について、クレジットカードのみとなっています。
口座振替を志向する方も居られるかと思いますので、この点はデメリットであると言えるでしょう。
なお使えるクレジットカードは以下の通りです。
VISA、Master、JCB、アメックス、ダイナース
※海外作成カード、デビットカード、各種プリペイドカードはご利用頂けません
IDの確認が必要
一般的なモバイルルーターの契約は、支払い方法がクレジットカードであれば、
クレジットカードの情報をもって本人確認とするものが殆どですが、
SAKURA WiFiの場合、これに加えて運転免許証などの本人確認書類の写真の送付が必要となります。
こうジリジリと行程が増えるのはあまりよろしくないのは確かでしょう。
端末は自分で選ぶ事は出来ません
SAKURA WiFiでは、以下の端末を扱っています。
形の好き嫌いはあるかと思わますが、残念ながら、どの端末が送られて来るかこちらでリクエストする事は出来ない形となっています。
どれが来ても、性能的には「電波の繋がり」「実測速度」共に特段の違いはありませんので、良しとして頂ければと思います。
自分の実験結果(FS030W使用中)や口コミの情報を見ると、どの端末も概ね混雑時最低で15Mbps〜最高40Mbps程度となっています。
端末の送付についての重要情報

契約時に続いて、端末の送付についての重要情報をご紹介しましょう。
ポイントは次の2つとなります。
- 全国送料無料
- 申し込み後最短即日発送
全国送料無料です
最近宅配便の業務の厳しさが取り沙汰され、通販サイトでも基本送料は有料となっているのが、大きな流れとなっています。
こんな中ですが、SAKURA WiFiは端末の送料は無料となっています。
なお特筆すべきは、「全国」無料という点です。
沖縄や北海道、また離島は別料金となる事が多いですが、
こちらの地域にお住まいの方も送料無料となっていますので、ぜひ活用してみて下さい
最短即日発送
SAKURA WiFiは「申し込み当月から利用」と「翌月から利用」を選ぶ事が可能ですが、それぞれ発送日は
以下のようになっています。
発送もかなりスピーディーになっていて、繁忙期でも3営業日以内に発送、
最短ですと即日の発送となっています。
利用開始月の4日までに発送となります。
※土日祝は営業していないため、1月・5月は日曜日のタイミングにより多少発送日がズレる可能性はあります
加入月の料金について

続いて料金計算について1点注意ポイントです。
加入月のみの話ですが、残念ながら、日割りでの計算は行われず月途中利用開始でも1ヶ月分の請求となります。
このあたり、格安SIMを含め日割りが一般的ですので、デメリットと言えるでしょう。
「当月から利用」「翌月から利用」を選択可能
【28日〜末日に申込の場合】
「翌月から利用」のみ選択可能
この様になっていますので、なるべく月始めに近い日から使用開始となるよう調整頂くと
オトク度が高いでしょう。
端末補償について

SAKURA WiFiは端末が買取では無くレンタルとなっています。
このため、仮に端末に故障・盗難・紛失などがあった場合、
トラブルがあった箇所に応じて、以下の様な弁済金の支払いが必要となってきてしまいます。
本体 :¥20,000
(背面カバー含む)
電池パック :¥5,000
SIMカード :¥5,000
USBケーブル:¥1,000
・初期不良は当然無料交換となりますので、送付された端末は早めにチェック頂ければと思います
SAKURAガードで補償可能です
上記は、デメリットの1つに数えられるポイントですが、
これに関して、端末の補償サービスであるSAKURAガードというオプションが用意されています。
月額¥500で、端末のトラブルについて補償されます。
補償加入の場合、弁済金は以下に変わります。
本体 :補償により¥0
(背面カバー含む)
電池パック :補償により¥0(1年に1度交換可能)
SIMカード :補償により¥0
USBケーブル:¥1,000(補償範囲外)
※交換品の配送料¥500は必要となります
この様に、殆どのトラブルがSAKURAガードにより補償され弁済金は¥0にて交換してもらう事が出来ます。
他社でも同様のサービスがありますが、フルには補償されない事も珍しくないので、
SAKURAガードは補償が手厚いサービスだと言えるでしょう。
盗難・紛失もOK
ここで注目なのが、盗難・紛失も対象となる点です。
他社サービスでは、対象は故障のみで、盗難・紛失は対象外である事が多いため、
こちらもSAKURAガードの優れている点となっています。
※盗難・紛失の場合、警察への届け出書類の提出が必要となっています。
補償は初月必須です
何かと手厚いサービスであるSAKURAガードですが、
料金の章で軽く触れましたが、利用初月は要加入となっています。
補償サービスが必要無い方にはデメリットと言えるでしょう
ウイルスセキュリティについて
オプションとして、今ひとつウイルスセキュリティがありますが、
残念ながら、これについても初月は加入必須となります。
2ヶ月目以降は解約の場合、料金的には特にマイナスは無いでしょう
SAKURAガード・ウイルスセキュリティ
の解約について
初月要加入のSAKURAガード・ウイルスセキュリティですが、2ヶ月目以降はもちろん解約可能です。
方法としては、公式サイトの問い合わせフォームからの受付となっています。
(電話での受付は行っていません)
翌月分の解約は前月の21日が締切りとなっています。
例としては8月分について解約する場合、7月21日が解約期日となります。
特に月の途中から利用されている場合、解約期日が近いケースがありますので
早めのご対応を頂ければと思います。
SAKURA WiFiの解約について

詳細情報の最後に、SAKURA WiFi自体の解約についてご紹介しておきましょう。
ポイントとしては以下の2つです。
- 解約の締め日は各月21日
- 解約後端末などを要返送
解約の締め日について
SAKURA WiFi自体の解約の場合、締め日はオプションの解約同様、各月21日となっています。
解約方法も同様に、公式サイトの問い合わせフォームから行う形となります。
(電話での伝達は不可となっています)
この辺り、解約日には関係無く28日まで可能ですので、
解約が決まったら早めの申し出がおすすめとなっています。
端末の返送について
解約後、SAKURA WiFiでは端末とUSBケーブルが要返送となっています。
端末自体がレンタルという位置付けのため致し方無いものの、
これもデメリットであると言えるでしょう。
解約月の末日必着となっています。
28日まで使用可能ですが、住んでいる場所によっては早めに切り上げる方が無難と思われます
返送方法は追跡が可能なレターパックライトに指定されています(送料はお客様負担となります)。
返送時のトラブル回避のため、プチプチなどのクッションを入れる方が得策でしょう。
多少情報量も多くなりましたが、
SAKURA WiFiの契約スタートからフィニッシュまでの重要な情報は、ほぼほぼ網羅出来たとと思われますので、
ご参考頂けますと幸いです。
SAKURA WiFiの評判について

ここからは、SAKURA WiFi良いなとなった時1番気になる、
既存のユーザーからの評判・口コミを、良い方・悪い方双方から探って行きましょう。
実際の使用者発の口コミは、ほぼ全て拾った形となりましたが、ぜひご覧下さい
悪い評価の口コミについて
まずは気になる、悪い評価の口コミから見ていきましょう。
部門別にまとめましたので、まずは速度関連からどうぞ。
【速度】
sakura wifi場所が悪いのか遅すぎね? pic.twitter.com/xVk8C0jsEu
— ユメ (@Man_Men_Me_) 2017年12月31日
ダメだWiFiが上りも下りも低速どすぎて接続が全部タイムアウトする。
金返してくんねえかなsakura wifi…。
いくら何でも酷すぎる…。— たごまる (@sgtfuji) September 8, 2019
17Mbpsは、Blu-rayレベルの高精細動画をスムーズに視聴出来る7Mbpsの2倍以上となっており、
実際ネットを使う時の体感としては、快適に使う事が可能です。
2つ目の物については厳しい口コミとなっています。
こういった事態に遭遇した事があります。

しかし調べて見たところ、端末のソフトウェアが要アップデート状態の可能性があるという事で、
設定ページ(各端末毎に取説に記載されています)にて、ソフトのアップデートを行ったところ解決したケースがよくありました。
必ずとは言わないまでも、なかなかの確率で解決出来る場合があるので、
同様の事態に陥った場合は、ぜひ試してみて下さい
【データ容量】
SAKURA WIFI のMUGEN コース、140GBで低速化
全然無限ちゃうやんけ。解約や。— drop (@c_c_poell) 2018年4月16日
これを見ると、やはりデータ容量は実際100GB+α程度を覚悟しないといけないようです。
このあたりは「無制限」の看板を外すか、ちゃんと無制限で使える様にするか、
どちらかの対応をお願いしたいところでしょう。
良い評価の口コミについて
続いて良い評価の口コミについて、これも速度関連からどうぞ!
【速度について】
ちなみに比較対象はレンタルモバイルWIFIルータのSakura Wifi。中身はSoftBankの生回線(MVNOのYahoo!モバイルではない)。やっぱりこういう時MNOは強い。https://t.co/guBObNxBSw
— 石谷玲💳️✈️📱🍜✒️🚴Blog書いてる人 (@R_I) 2018年3月6日
今話題のNOZOMI WiFiをどうするか思案中。何か雑談動画出してみますね。そうだ、久しぶりに!と思ってSAKURA WiFiの速度計測をしてみたら凄い速度が出ましたよ。早朝だからかな(^。^)#SAKURA WiFi#NOZOMI WiFi pic.twitter.com/Cl1C1zc5GM
— いけけん (@ikeken33) 2018年2月1日
27.64Mbpsなら、動画から高解像度のゲームまで問題無く表示・再生が可能な速度が出ています。
2つ目の物に関しては、88.81Mbpsと光回線並のスピードとなっており、
早朝での計測ながら、SAKURA WiFiの基本的な速度の速さを物語っていると言えるでしょう。
【データ容量】
わいSAKURA-Wifi(SoftBank回線)の100GBだけど超快適よ
— handling by S-GT (@kimidoridemio) 2019年2月3日
SAKURA WiFiの強み②の章でご紹介した様に、好きなだけ一般サイトを見て、動画・ゲームを毎日9時間半と、
使い切るのに他人の協力が必要と思われる程の量ですので、
大多数の方には満足なデータ容量と言って言いでしょう。
【料金】
格安SIM+SAKURA wifiの制限なしが一番安くて最強だと思う🤔 合わせて月4000-5000円かな。
— のりあき@12月っておいしいの? (@pimpanther) June 23, 2019
特に1人暮らしの方を中心に、おすすめの運用方法と言えるでしょう。
外出時でも、スマホはSAKURA WiFiからWiFi接続でネットをすれば高速インターネットが可能です。
このため、スマホは性能度外視で安価な格安SIMを選んでも良く、
通信費トータルで非常に安く運用する事が可能です。
《※通話機能は仕組み上、格安SIMも3大キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)も性能は同様となります》
【電波の繋がり】
SAKURA~wifi、無制限というのが気に入り使用させて頂きました。
これまでUQ WIMAXを利用していましたが、UQ WIMAXでは繋がらない場所でもサクサクと繋がり快適。会議室のwifi貸出サービスをこちらに切り替えようか検討中#sakuraWiFi— 薄雲 一 (@uhajii) 2018年12月20日
ポケットWiFi(ソフトバンク系)は、
基地局数が4倍以上
と言う様に、インフラの性能にかなり大きな優位性があるため、
繋がり易さはポケットWiFiが圧倒的に上回る形となっています。
これはSAKURA WiFi以外のソフトバンク系モバイルルーターにも言える事ですが、
電波の繋がり易さは地下や室内、また新幹線内などでも良好となっていますので、
安心して使って頂けるモバイルルーターとなっています。
SAKURA WiFi評判まとめ
以上SAKURA WiFiの評判・口コミを集めてみました。
全般的には満足度が高い口コミが多かったかと思います。
ぜひご自身でも再度ご覧頂き、判断の材料として見て下さい!
SAKURA WiFiまとめ
【メリット・デメリット】

以上SAKURA WiFiの最大の強みから主要・詳細情報、そしてユーザーからの評判までご覧頂きました。
最後に、今回お届けした情報をSAKURA WiFiのメリットである物と、デメリットである物に分け、
ご提示して終わりたいと思います。
デメリット
- 支払いがクレジットカードのみ
- IDの確認が必要
- 端末の機種が選べない
- 初月の日割り計算無し
- レンタルのため故障・紛失などで弁済金はが必要
- SAKURAガード・ウイルスセキュリティは初月要加入 (2ヶ月目以降解約可能)
- 解約後に端末・USBケーブルを要返送
メリット
- 圧倒的な基地局数により“実際の”エリアが広い
- 室内・地下でも繋がる
- ソフトバンク回線を丸ごと使えて高速通信可能
- 「縛り無し✕低価格」希望の方にはおすすめの低価格
- 初期費用約¥5,000値下げしたばかり
- 100GB(実質無制限)で使える
- 3日制限も無し
- 全国送料無料
- 申し込み後最短即日発送
- SAKURAガードで、一般的には補償範囲外の「紛失・盗難」も補償
- 解約後28日までは使用可能
以上SAKURA WiFiのメリット・デメリットでした。
ご自身のニーズとメリット・デメリットを照らし合わせ、ぜひ最適な判断をされてみて下さい!
それでは皆さんの快適なインターネットライフをお祈りしています!!
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